戦後たしかにカリスマ
あんまり知人が多くなりすぎた場合は、すべて薄い、浅い人間関係になってしまい、真の友人を失う恐れがあるからだ。その人の果す社会的役割が重要になればなるほど、人と会う機会は多くなり、読むべき書類、返事を出すべき手紙の量も増え、電話の交信回数も多くなる。会食の約束も、土日曜を除くと、昼夜月44回が限度であるが、それでも足りなくなると例の朝食会になる。年に一度、半年に1回顔合せする同期生会や有志のクラス会、趣味の会、勉強会などの会合も、100種類あれば3日に一度というようなことになる。月1回集まろうやという類いの定例研究会や懇親会にしても、5つのグループに参加したとなれば、その頻度は週1回になる訳だ。会費や、タクシー代などの交通費、通信費なども、パカにならない財政負担である。また、かりに時間と金がありあまっているとしても、いかに頑健な人でも体力に限度があるから、日程には時々空きをつくっておかないと長続きしない。だから多忙なリーダーは、毎月、毎週、そして毎日、行事予定表やアポイントメント申し込みの状況を点検して、テキパキと、どの正面に重点を指向し、どれを切り捨てるか判断を下して、自分のス集団的危機管理能力をたかめるためには、できるだけ面識率をたかくし、有力なデイモンピシアスの人脈を体系づけておく必要があるが、人生の切れ目、切れ目に常に心の人名簿を整理して、重要な人たちとそれほど重要でない人たちとを、濃淡をつけて扱うようにすることもまた、大切なことだ。